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( ゚д゚)<ティルケの功罪

ヘルマン・ティルケ

ドイツ人建築家で、ここ数年のF1新規開催サーキットの殆どが氏のデザインである

長いストレートとテクニカルセクションを持ったコースであり、パッと見の車載映像では『どこのコースだっけ?』と考えてしまう、似た様なコーナーが多いのも特徴

またランオフエリアがアスファルト舗装で大きく取られており、コースアウトしても即復帰が可能なコースが多いのも特徴と言える

昨日のアブダビGP

Abdgp_013

ペレスが原因を作ったグロージャンとウェバーのクラッシュを初めとし、彼方此方で接触やコースアウトが発生しておりました

コース外にもコース?がある

コースアウトしても減速せずにコースに戻れる

下手すりゃコース外を走った方が速いんじゃね?

といった、ティルケコースならではの特徴が生み出したアクシデントが多かった気がする

更に問題なのはGP2の大半がこのティルケコースで開催されているということ

GP2チャンピオンのグロージャンやマルドナルドが多重事故の原因を作るのも、このティルケコースに慣れすぎているのが原因なんじゃないかと思ふ

コースアウトしてもレースに復帰出来る、といった安心感から無理無茶な走りをするドライバーが増えているんじゃないかと

もちろんティルケだけが悪いわけではないが、このままティルケコースが増え続ければ、こんな素晴らしいレースは見られなくなるんだろうな

安全なコース

が必要なのは確かだが、それ以上に

安全な走りを求めるコース

である必要があるんじゃないかね?

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