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国民性

VW問題で見えてきた“神経質国ニッポン”!

ニッポンにニッポン人! つくづく規律の国であり、周りを気にする神経質な国民なんだなぁ…と思わせられました。そう、例のVWスキャンダルだ。

最初の2リッターディーゼル問題の後、3リッターディーゼル、ガソリンと飛び火してさすがにこりゃ参った! って状態ではありますが、9月の時点で実質的に日本にはほとんど関係なかった。

考え方次第とはいえ、日本にVWのクリーンディーゼルは正規輸入されてなかったのでね。実車としてリコールや対策の道義的責任があったのはVWの並行輸入ディーゼル車数10台のみ。いわば「イメージ被害のみ」だったわけですよ。それも日本の法律とは無関係の、アメリカの法律に基づく。もちろん、グローバリズムの時代ではあるんですが。

そしたら先月10月の日本のVW輸入車の登録台数を聞いてビックリ、前年比48%減! ザックリ半分しか売れなかったわけ。ラインナップ的な問題もあるかもしれないとはいえ、あれだけ人気が高かったVWがここまで影響を受けるとは。ほとんどがスキャンダルによるイメージダウンを気にしてでしょう。

それと小沢は直接目にしてませんけど、某ライバル社が「いまVWを下取りに出すと20万円引き」の販売キャンペーンをやってるって話。えげつないといえばえげつないですが、それだけ今の輸入車販売競争は過酷とも言えます。

 本国ドイツやアメリカでの販売台数は?

比べるとお膝元ドイツは大らかで、10月のVW車販売はわずか0.7%減! 向こうはアメリカの法律をバカにしてるのか、自国愛がハンパなく強いのか、はたまたCO2排出量重視だからかは定かでないですけど、まだまだ実害が見えない状況。もっともこれからどんどん大きくなるって見方が強いですが。

なによりビックリなのは当の対象国北米でなんと10月のVW車販売は0.2%増の3万387台!! 日本メーカーに比べると伸び悩んでるとはいえ、増加ですよ増加!

ビックリするほどイメージ被害に対するレスポンスが速いニッポン。エコカーイメージのハイブリッドカーが世界ダントツで売れてる国だけあるわ! って感じですね。

最も小沢の知り合いの異業種ジャーナリストさんには、「いま安そうだから敢えて新型クロスポロ!」とVWを選んだ猛者もおりますが…

いろいろと国民性出ますよね、クルマの売れ行きって(笑)

レポート:小沢 コージ / 写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン

※編集部注:本コラムは11月11日に書かれたものです。

 

ここまで引用

 

>写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン

写真と一緒に幾ら貰ったんだろ?

不正が発覚した企業の製品を買わないことが神経質?

普通に考えれば、平気で買うような人間が無神経ということでないのか?

大事なスポンサー様に対して悪口は書かない

大切なスポンサー様の製品を買わない人を馬鹿扱い

これが自称車評論家共の国民性か

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