ダンパー
シャコタン化アイテムとしてすっかり定着した車高調整式サスペンション。
普及した要因の一つでもあるのが海外製格安商品の登場。
10万円前後という価格にも拘らず、“自称”ストロークを犠牲にしない全長式、“自称”幅広いセッティングが可能な減衰力多段調整、等々と数々の魅力的な謳い文句。
これで自分好みの車高になるのだから皆が飛付くのも不思議じゃない。
ドレスアップ(なのか?)用品として考えれば悪くは無いのかも知れない。
んでもあくまでも見た目重視の商品として考えた時の話。
走行性能云々を語れる製品として考えるとどうなのか。
ストローク云々とかいってるが、要は全長の短いダンパーに下駄を履かせているだけ。
ストローク変化以前に元々のストロークが足らない可能性が高い上、容量も少なくなっている筈。
多段調整といっても元々の減衰が出ていないんじゃ話にならない。
調整機能はあくまでおまけであって、主役はバネとダンパー。
極端な話をすれば、特定の使い方でベストセッティングが決まれば減衰力も車高も調整不要なわけで、固定式でも十分といえる。
ぃゃぃゃそのベストセッティングを探す為にも調整機能は多い方が良いだろ、といった意見もあるだろうが、↑に書いた通り基本性能に問題がある商品では何をやっても無駄な訳だ。
一桁万円という価格は魅力かも知れないが、あくまでもそういった商品だということを理解して使うべきだろ。
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